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僧衣でできるもん


今朝の読売新聞に

福井県の男性僧侶が、僧衣で運転したことを理由に県警に交通反則切符(青切符)を切られた問題が、波紋を広げている
この摘発に反発する全国の僧侶らが、僧衣姿で大道芸や縄跳びなどを披露する動画が海外でも報道され、お坊さんたちのユーモア交じりの講義活動が海を越えて拡散し続けている

という記事が掲載されていた。

違反内容は「運転に支障のある和服での運転」とのこと。

福井県道路交通法施行細則
《下駄、スリツパその他運転操作に支障を及ぼすおそれのある履物または衣服を着用して車両(足踏自転車を除く。)を運転しないこと》

により違反と判断されたようだ。


さて
ツイッターで話題になっている
『#僧衣でできるもん』の投稿写真を見ると
改良服(かいりょうふく)と呼ばれる僧衣の写真ばかりだ。
葬儀や法事あるいは法会などの正式な場で着用される法衣ではない。

話題となっている『改良服』という僧衣は
明治時代に考案され利便性に長けているため
運転時や日常の移動などに重用されている簡略衣だ。

もちろん
葬儀や法事などの際には、法衣に着替えることはいうまでもない。


また
草履で運転している僧侶が多いのも事実だ。

私も以前は草履で運転していたが
踵がある履物でないとブレーキがちゃんと踏めない
と友人に指摘されてからは、運転時には踵のある履物に履き替えている。


釈迦の教えは
諸行無常(しょぎょうむじょう)

つまり

世の中は変わり続けるのだ

という教えなのだから
この話題になっている僧衣も
そろそろ現代の事情にあったスタイルに
変えたらどうかなと思うのは私だけだろうか。

広くデザインを募り
安全に運転できる僧衣を考案するのも
現代に生きる仏教を体現する
お坊さんの勤めだと思うのだが。

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この記事を書いた人

ありさか しゅうがく。
真言宗僧侶。
般若心経研究家。
カルチャーセンター講師。


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