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喪と四十九日と心のつかえ

こんばんは、
出張専門のお坊さん 有坂脩岳 です。


「無宗教葬をした方からのご相談がとても多い」
というSNSの投稿を目にしました。

葬儀後しばらくしてから
戒名がない等の理由で
とても不安になるそうです。


家族が亡くなると
喪に服します。

とはいっても現在では
喪に服す人は少ないのかもしれません。



通夜・葬儀を終え
四十九日忌法要を行い
亡き人の魂をあの世へ送る。

その後

初盆(新盆)
一周忌法要
三回忌法要

と続く。

この二年間という時の流れの中で
人は親しい人の死を
自然と受け入れていくようです。


駒ヶ嶺朋子『死の医学』には
・息子を亡くし固形物が喉を通らなくなった母親
・お子さんを亡くされ高血圧が二ヶ月続いた、五分前のことも忘れてしまう認知症患者
の事例が紹介されています。


私も母を亡くしたときには
高血圧になりました。

親しい人の死というストレスが
「心のつかえ」となります。

この心のつかえが
固形物が喉を通らなくなったり
急に高血圧になったり
という肉体の症状として表れます。

このような症状は
肉体の病気ではないので
いくら検査をしても原因がわからず
薬を服用しても
なかなか改善がみられないそうです。



やはり
人の心というものは
合理的にはできていないようです。



昔から行われてきている

通夜・葬儀
四十九日忌
新盆・初盆
一周忌
三回忌


これらの儀式は
先人の智慧の賜物だと思います。


これらの儀礼を通して
人は親しい人の死を
自然と受け入れていくことができるのです。

亡き人ばかりでなく
今を生きている家族にとっても
大切な儀式であることを
考え直す時期にきているのではないでしょうか。


社会生活の延長としての「親しい人の死の受容」までを扱っているのは神社仏閣、教会など宗教施設か、あるいは親類のつながりに限られている。信仰を持たず、昔からのお寺との縁もなく、地縁もなく地縁の付き合いも持たない者は、いったいどこで死を共有すべきだろうか。

駒ヶ嶺朋子『死の医学』


信仰を持たず、昔からのお寺との縁もなく、地縁もなく地縁の付き合いも持たない者」


新型コロナウイルスの影響で中断しましたが、
このような人々を受容できる「新しいお寺作り」を
そろそろ再開しようと思います。



世界が平和でありますように
生きとし生けるものが幸せでありますように


出張専門のお坊さん 有坂脩岳

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この記事を書いた人

ありさか しゅうがく。
真言宗僧侶。
般若心経研究家。
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