こんばんは、
出張専門のお坊さん 有坂脩岳 です。
こんなご相談をいただきました。
般若心経はどこで息継ぎをするのでしょうか?
カルチャーセンターの『写経と法話』講座でも必ず聞かれますね。
初めて般若心経を読まれた方は必ず悩まれるようです。
このご相談を頂いたときには、次のように回答しております。
どこでもいいんですよ。
このようにお答えすると皆さん困った顔をされますので、次のように説明しております。
1.人によって息の長さは異なる
息の長さは個人差があり、一息で読めるお経の文字の数も変わってきます。
また体調によっても息の長さは変わったりします。
2.読むスピードによって異なる
速く読めば一息で読めるお経の文字の数は多くなり、遅く読めば一息で読めるお経の文字の数は少なくなります。
3.声の大きさによって異なる
小さな声で読めば一息で読めるお経の文字の数は多くなり、大きな声で読めば一息で読めるお経の文字の数は少なくなります。
このような理由から
息継ぎの場所はどこでもいいですよ
どこで息継ぎをしてもいいんですよ
とお答えしております。
般若心経は「こだわらないこと」を教えています。
ですから、息継ぎの場所もこだわらなければいいのです。
自分のタイミングで息継ぎをしたらいいのです。
般若心経を読むコツは、何回も何回も繰り返し読むことです。
読んでいるうちに、気持ちよく読めるコツがわかってきます。
「習うより慣れろ」です。
般若心経を読むことに慣れると、息継ぎも自然にできるようになります。
先ずは100回読んでみて下さいね。
そうすれば、私の言っている意味がわかると思います。
動画でも解説しています。よろしかったら参考にして下さい。
今日の内容があなたのお役に立てば幸いです。
世界が平和でありますように
生きとし生けるものが幸せでありますように