般若心経 「般若波羅蜜多心」とは

般若心経 「般若波羅蜜多心」とは

こんばんは。
般若心経をわかりやすく伝えるお坊さん 有坂脩岳 です。


今日は少し般若心経に触れてみたいと思います。

般若心経というお経のタイトルは『(仏説)摩訶般若波羅蜜多心経』です。

「般若波羅蜜多」はサンスクリット語の「プラジュニャー・パーラミター」の音写語。
「プラジュニャー」は「智慧」。
「パーラミター」は「完成」。

「心」はサンスクリット語の「フリダヤ」。
英語の「ハート」と語源が同じ。
原意は「心臓」です。

多くの般若心経の解説書には、「般若波羅蜜多心」とは「智慧の完成の心」という意味だと説明されています。

般若心経の本文には
「観自在菩薩、行深般若波羅蜜多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄」
と書かれています。

観自在菩薩は深い般若波羅蜜多の修行を行いました。

観自在菩薩が行った「般若波羅蜜多」という修行は、どんな修行だったのでしょうか。

結論から先に言いますと、
「羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶」
という真言を誦えることです。

「念誦法」という、心の中で静かに何度も何度も真言を繰り返し誦える修行を行うことです。

「五蘊は皆な空なりと照見して、一切の苦厄を度せり」
という境地に至るまで、この修行を行うことなのです。



世界が平和でありますように
生きとし生けるものが幸せでありますように



出張専門のお坊さん 有坂脩岳

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