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まだお盆の準備もしてないのに新盆見舞いに来られて困っています

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仏教をわかりやすく伝えるお坊さん有坂脩岳です。


田舎では、8月に入ったらすぐに新盆見舞いにやって来ます。
家族はまだ何も準備していないのに突然来られ、さぞ驚いたことでしょう。




これも田舎に残っている慣習のひとつです。
お盆が近づくと、自分の家の棚吊りを終えた近所の人たちが、新盆の家の棚吊りの手伝いに来てくれます。

棚吊りを終えると、お墓まで新盆の仏さまを迎えに行きます。もちろん、ご近所さんが付き添ってくれます。


お盆の期間はお客さんがやって来ますので、家族はご馳走を用意してもてなします。

田舎ではお盆の送りは遅いほどいいとされ、日付が変わる頃に新盆の仏さまをお墓へ送ります。
もちろん夜中まで何もしないわけはなく、家族はご馳走を用意して接待しなければなりません。


お盆が終わると、今度はお寺で施餓鬼会があります。この行事にも、親戚とともに参加します。
そして、お寺で施餓鬼会を終えると家に戻り、ご馳走を用意して参加してくれた親戚を労います。

お盆に関わるこれらの費用も、新盆見舞いから賄(まかな)います。


お盆の準備もしていないのに新盆見舞いを届けるのは、このような助け合いの精神からです。
昔の日本はお互いに助け合わないと生きていけませんでした。その慣習が今でも残っているのです。


お葬式も同じです。昔のお葬式は、近所の人たちがみんなで協力して、煮炊きしたり、棺を埋める穴を掘ったり、葬儀に使う道具を作ったりしました。

坊さんの布施などの葬儀費用は、弔問に来られた方の香典と親戚が出し合うお金で賄われたのです。

現在はこのような慣習も薄れ、施主が費用の全額を負担しなければならなくなったため、お葬式は金が掛かり過ぎるとなったのだと思います。


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この記事を書いた人

ありさか しゅうがく
真言宗僧侶
カルチャーセンター講師
千葉県佐倉市在住

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