こんにちは、有坂脩岳です。
1.はじめに
YouTubeで毎朝5時に【お経ライブ】の配信をはじめて5ヶ月ほどになります。
ようやく安定してライブ配信をできるようになったので、その方法を解説します。
※この方法を使えば、ループバック設定ができるオーディオインターフェイス機器を購入する必要はありません。
2.必要なソフトウェア
BlackHoll(仮想ドライバーソフトウェア)
3.基本設定
こちらの動画がわかりやすいので参照してください。
【2023年最新】MacでOBSのデスクトップ音声が出ない場合の解決策【OBS初心者向け使い方動画】
4.RME Babyface Pro FS の設定
公式チュートリアルを参照してください。
OBS Studioセットアップガイド macOS編
問題点
公式チュートリアルでは仮想ミキサーのLadioCastが推奨されてます。
が、私の環境ではライブ配信時に結構な割合でLadioCastの不具合が生じ、
DAW(LogicPro X)からの音声がOBSに入らないというトラブルが頻発しました。
その度にMacを再起動しましたが、何度やってもダメでライブ配信ができなかったこともありました。
解決法
そんなとき、こちらの記事を見つけました。
そのループバック機能、必要なの?
Macなら簡単だったループバック
実際の設定
👇公式チュートリアルのとおりループバックを使用する設定

👇ループバックを使用しない設定

Audio MIDI設定とオーディオインターフェイス別の設定
複数出力装置を設定すると、仮想ミキサーLadioCastが不要になります。
結果、私の環境で頻発していたLadioCastが原因のトラブルが無くなりました。
また、ループバック機能が付いてないオーディオインターフェイスも使えるため、
機器が故障してもすぐに別の機材が使えるようになりました。
👇Babyface Pro FS
※TotalMixFXのループバック機能はOFF

👇Steinberg UR22mkII
※ループバック機能をONにすると無限ループになるので注意

👇TASCAM DR-40X
※ループバック機能はありません
※現在はM1Macにも対応しています

サウンド設定
【重要】
ここは必ずオーディオインターフェイスを指定してください。
Mac本体のスピーカーだとライブ配信時に音声が混ざってノイズになります!
※この設定に気づかずライブ配信時に何度もミスりました。
配信前に必ずチェックしてください!

まとめ
今回はYouTubeライブ配信で必要な最も基本的な設定を紹介しました。
実際のライブ配信には音声のチューニングも必要になりますが、煩雑になるので割愛しました。
別記事で紹介したいと思います。
この記事が皆様のお役立てば幸いです。